汽車道
またまた横浜夜景シリーズです。(^^ゞ 今日は、桜木町から新港地区までに伸びる汽車道です。
ナビオス横浜方面からランドマークを望む定番の光景です♪
かなり遅い時間だったにもかかわらず、尽きない人の流れ、時折、私のように三脚を置いて写真を撮る人もちらほらといらっしゃいましたね!
線路の向こうに見えるものは?
愛の終着駅?それとも始発駅??…??
言っててとてもはずかすぃ~♪(/-\*)ハズカシ~
桜木町駅です。アホか♪(^^ゞ
今日は、お疲れモード!朝も早いしとっとと寝るとしましょうかね♪
( ´O)η ファ~
*汽車道(きしゃみち)*
日本丸メモリアルパークの傍らから新港地区へ向けて、大岡川河口の湾を横切るように舗道が延びている。「汽車道」という。細長い人工島と橋梁とを組み合わせて整備されたもので、そもそもはかつての新港埠頭の物資輸送に使われた臨港鉄道の遺構を保存·利用したものだ。汽車道の路面にはそのレール跡が残されている。1989年に開催された横浜博覧会の際にはこの路線跡を利用して桜木町から山下公園まで汽車が走ったのだという。
汽車道には三つの橋梁が架かっているが、これらもそれぞれ横浜市の歴史的建造物に認定された貴重なものだ。最も桜木町駅寄りの橋梁を「港一号橋梁」、次を「港二号橋梁」と呼び、どちらも1907年(明治40年)に臨港鉄道用に敷設されたものだ。鉄道院の設計、アメリカン·ブリッジ·カンパニー社によって建造された代表的な米国トラス橋で、それまでの英国式トラス橋に代わるものであったという。新港地区寄りの「港三号橋梁」はそもそもは夕張川橋梁であったものが後に大岡川橋梁の一部として使われ、現在汽車道の一部として移設されたものだ。ポニー·ワーレン·トラス橋という英国形式ワーレン·トラス橋で、これは日本最初の鉄道橋(旧六郷川橋梁)と同じ構造なのだという。それぞれの橋梁には詳しい説明板が付けられている。興味のある人は見てみるとよいだろう。
汽車道は桜木町駅と新港地区とを結ぶプロムナードとして機能しており、駅からワールドポーターズあたりへと行き来する人の姿が多い。桜木町駅側から汽車道を通り抜けたワールドポーターズ前あたりは運河パークとして整備されており、ひととき散策を楽しむのに良いコースだろう。舗道の脇にはちょっとした芝生の広場のように造られた部分もあり、ベンチなども置かれてのんびりとひとときを過ごすこともできる。橋梁の下をくぐって行き来する小船の軌跡などをぼんやりと眺めて過ごすのも一興というものだろう。
実はランドマークタワーをはじめとするみなとみらいの高層建築群の織りなす風景を楽しむベストポイントが、この汽車道と言ってもいい。桜木町側からコスモワールド付近への眺めもいいし、運河パーク側からランドマークタワーを正面に見る風景などは「今の」横浜の最も象徴的な眺めだと言ってよいだろう。汽車道の中ほどからの眺めもいい。特に夜景などは水面に揺らめく光のただ中にいるようでロマンティックな雰囲気が素晴らしい。通路として行き過ぎるにはもったいないプロムナードだ。
汽車道は2002年春に設定された散策ルート「開港の道」の一部を兼ねることになり、横浜観光に於ける役割はさらに大きくなっている。
*Photography data*
Sony α100 , TAMRON SP AF11-18mm F/4.5-5.6 DiⅡ LD ASPHERICAL [IF]